Stories デュプロ精工ストーリーズ
製品開発における失敗談や苦労話などの『開発秘話』、デュプロのプロダクトを支える技術、デュプロスタッフの横顔などを語ります。

JAPAN PACK 2025 (日本包装産業展) 出展報告
包むで創る 人と未来と!
2025年10月7日~10日の4日間、東京ビッグサイトで開催されたJAPAN PACK 2025にデュプロ精工として単独で出展しました。
JAPAN PACKは、包装機械や資材、食品加工、物流機器など、幅広い分野の最新技術やソリューションが一堂に会する展示会です。
【デュプロブース出展機種】
・ブランクス検査装置
・ラベル検査装置
・作業ログカメラ
・ストレッチフィルム包装機(DW-S20)

現在、当社で注力して開発中の検査機器を出展し、従来のデュプロ市場とは異なった医薬品や食品、包装材料を取り扱う企業へPRしました。また、様々なご意見、ご要望などヒアリングを実施し、この市場にマッチするのか調査しました。
出展機種の中でも、特に注目が高かったのが、ブランクス検査装置とラベル検査装置です。
・初お披露目の「ブランクス検査装置」
独自の吸着搬送方式(特許出願中)を用い、ブランクス、食品パッケージ、医薬品などを正確に搬送し、印字ミス、位置ズレや汚れ等を検査します。ローラー跡や汚れを気にせず幅広い対象に対応可能。機器のコンパクトさもお客様には好評でした。
・ラベル検査装置
プレ印刷やラベルプリンタの印字不良(かすれ・欠けなど)を高精度に自動検出します。バーコード・QRコードの印字検査、OCRの読取結果・画像ログを保存可能。ラベル品質の高さを求められる、食品、医療・医薬業界のお客様も足を止めてご覧いただきました。
本展示会への初出展と自社単独出展ということもあり、集客を心配しておりましたが、おかげ様で想定をはるかに上回るお客様に当社ブースへご来場いただき、現場での課題やご要望を直接お聞きすることができました。
ご来場いただいたお客様からは、お菓子のフィルムパックの形状チェック(パンチ穴、パック位置)、医薬品の袋に貼るラベルの検査など、いまだ目視での確認が必要な工程について、改善を求める声を多数頂戴しました。
こうした課題に対応できるよう、弊社では引き続き検査技術の開発、機器の改良を進めてまいります。

さらにデュプログループ販売会社の方々からも、「次はさらに驚きのある製品を!」との温かい激励を頂戴し、今後の開発への意欲を新たにしております。
ご来場くださった皆さまに心より感謝申し上げます。
いただいたご意見やご期待にお応えできるよう、技術開発に努めてまいります。