弊社では、オープンカンパニーを夏・冬に随時開催しておりますが、
今夏は、より深くモノづくりの現場を経験し、就業経験を通じ、実践的知識の習得を目指した9日間のインターンシップを実施いたしました。

約2週間の日程で、前半は生産研修として工場見学、ASSY組立、出荷検査、治具作成など、後半は開発研修としてCAD講習や実務体験をしてもらいました。

【設計体験内容】

①構想設計…作るモノの概要を複数の視点で考える。

（いつ、どこで、だれが、なにを、なぜ、どのように、etc.）

②詳細設計…上記①を満たすモノが成り立つか具体的に検討する。

（機構、寸法、強度、精度、耐久性、etc.）

③モデリング…上記②を満たす部品の形状を細かく決め、モデルを作る。

④試作・組立…今回は3Ｄプリンタで試作し、組立後に動作確認。

参加学生は考える内容の多さに苦戦しながらも「角用穴開けパンチ」を設計してくれました。
身近でシンプルな「穴開けパンチ」でも、深堀していくとたくさんの設計思想や規格によって形作られており、
なかなか奥が深かったようです。3Ｄプリンタでの試作だったこともあり、結果的に綺麗な穴を空けることはできませんでしたが、
一からモノを作る楽しさや達成感は感じてもらえたと思います。

今後も、オープンカンパニーならびにインターンシップを積極的に開催し、参加者のキャリア形成の意識や実践力向上、
ものづくりの楽しさを知っていただけるような取り組みを行っていきます。